ノースリーブ

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ノースリーブ

上半身を覆うシャツや下着に存在する型で、もともと袖のあるデザインのものから袖だけを取り去ったものが一般的にノースリーブと呼ばれる。

袖は英語でSleeveなので表記はスリーヴがより発音に近い。気温の上がる夏に多く使われ、カジュアルな装いとして人気がある。

日常的な服装としては、以前は日本では7・8月に限定される真夏の服装であった。しかし、1990年代後半からは3月から11月までの春から秋の長期間に渡って着用されている。
ただし、ファッション性を重視する若い女性は、一年を通して着用することも多い。

一方、男性が同様の理由でノースリーブを着用することはまれである。また、着用した場合好意的に受け止められることは少ない。この点は、ノースリーブが他の服とは大きく異なる点である。

正装としては、夕方以降に行われる洋式のパーティ等で女性に着用される。

一方、昼のパーティでは洋式といえども肩の露出は歓迎されない。時間による受け取られ方の違いは、ノースリーブの持つ性的アピールにある。

男性については時間に関わり無く、ノースリーブは正装とは見なされない。

女性のスタイリングとしては、かつてトップスがノースリーブの場合、ボトムスをジーンズなどでまとめるパンツスタイルで着こなすのが主流であった。

また、上半身がノースリーブ服によって露出度が増したのに反比例して脚の露出度は減らす傾向があったが、最近の渋谷系ファッションでは上半身、下半身とも露出を大きくする装いも増えている。