カーディガン
カーディガンとは襟がなく、長袖がついたジャケット。
前はボタン止めのものと、開けて着るタイプのものがある。
カーディガンは、19世紀の中頃考案された軍隊用上着
頭からかぶって着用する衣服とは異なり、自力で動けない人間の脱ぎ着が代行可能なため、戦争で負傷した兵士をたやすく治療できる。
特にイギリスのカーディガン伯爵(1797~1868)が愛用したところからこの名がついた。
カーディガンの多くはニットで作られ、毛皮かブレードの装飾がつき、前のボタンを留めて着るのが基本であった。
カーディガンの着やすさ
カーディガンの素晴らしいところ、それはまず着やすさ。
セーターのように頭からかぶる必要もなく、袖を通すだけ。
また、襟がなく胸元もたっぷりとV字型に空いているデザインと伸縮性のあるニットという素材のため、軽く動きやすく、着心地がよいのが特徴。
しかも、ジャケットのようにフォーマルすぎず、一方で少しきれい目な着こなしにしたいなら、まさにおすすめです。
シャツの上に羽織るだけで、様々なシーンに対応できる優れものなのです。
カーディガン選びのポイント
カーディガンを今風に着こなすコツは、体にフィットしたものを選ぶことです。
そのためにはまずアームホールをチェック。
カーディガンを着たときに、アームホールがだぶつく人はワンサイズ小さいものがよいでしょう。
また、胴回りにもたるみがないことを確認して下さい。
ニットは伸縮性があるので、少し小さめのサイズを選ぶのがカーディガンをスタイリッシュに着こなすコツです。
カーディガンのトレンド
カーディガンは、今、Vゾーンが大きめのものがトレンド。
Vゾーンが大きくないものは、第一、第二ボタンを外してVゾーンを大きくして着こなしましょう。
また、カーディガンはポケットなしのものをチョイス。
ついているポケットはほとんどが飾りのため。あまり実用性はありません。
むしろジャケットを羽織るにはポケットがないもののほうがベターです。